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2024.08.15

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8/15

こんにちは。

僕は頑固な方だと思っていますが、意外と人の話を聞いて行動を変えたりしています。

自分の考えに絶対的な自信があっても、人の意見を聞いて少し変えたほうがいいなーとか思ったりした際に切り替えるのが早いです。

経営していると色んな話や学びが飛び込んでくるので、日々アップデートです(笑)

頑固で自分に自信がある人ほど間違った方向に傾くと、その方向に人の何倍もの速さで進んでしまうので、リスク回避として柔軟な思考を持つように心がけています。

イレギュラー対応で慌てないのも普段から柔軟に頭を使っているおかげだと思いたいです(笑)

元々が即断即決の人間なので、あえて優柔不断にしているような感覚です。

今日はお盆で暇なのでもう1記事。

僕は経営するまで黒字倒産なんか滅多にないのではないかと思っていました。

実際経営するとよくある話なのではないかと感じています。

理由として会社のお金が1番少なくなる時は会社が成長する時です。

具体的に書くと、普段月に100万円の売り上げがあるお店があるとします。

繁盛してきて150万円の売り上げの目途が立つと先を見越して在庫を増やさないといけないので普段より多く仕入れしますがいきなり全て売れるわけではないので在庫が増えた状態になり売掛金が増えた状態になります。

そして、繁盛してくると人員が必要になるので人件費が増えます。

上記2点により、一時的に会社のキャッシュは一気に減ります。

予定通りいけば会社の成長に繋がりますが、予定通りの客足が無かったり、デッドストックが増え続けると経営はかなり難しくなります。

僕自身の実体験ですが、僕の薬局は毎月ご利用者さんは増えていますが手元に残るお金は中々増えません。

なぜかというと、初めて出た薬や新患者さんが来局された場合次回分も購入するため払出よりも仕入れの方が多くなるからです。

種類が多くなるという事はデッドストックもかなりの金額になります。

なので、成長中の会社は資金のやり繰りが大変です。

僕が会社を大きくするつもりが無いから思うのかもしれませんが、成長が止まれば資金のやり繰りも安定するので会社の成長が止まることは決して悪い事ではないのではないのかなと思うようになりました。

成長期に不安定になる人間と似ていますね(笑)